さて、今回はAIR旅チケット2で買い求めた品についての記事です。
開催から早くも2ヶ月弱が経過しており新鮮さを失っていることもあって、満を持してというほどのものではありませんが、お買い上げしたものを簡単にご覧にいれようと思います。
『あつまる。北海道・首都圏の公共集合住宅』
『まるいの。北海道の円形校舎 増補改訂版』 最果て十字街さま
集合住宅本と、円形校舎の探訪録です。私自身が円形校舎を見たのはどこだったかなぁ。定かには覚えていないのですが、どこかを旅行途中にたまたま通りがかって見かけたのをいたく感動したのを覚えています。数年前には去るアニメ映画で登場していたのも話題になっていたのも記憶に新しいところです。今回購入したこちらの本では、そんな円形校舎の現存するもの/しないものにスポットライトを当て、内外装や消息を写真で紹介いただいています。数年前に壮大なドーム屋根が崩落してしまった羽幌町立太陽小学校の在りし日の姿も。集合住宅の本も、北海道と首都圏の全国各地の集合住宅を紹介いただいています。表紙の螺旋階段は室蘭市にあった東町汐見団地のもの。竣工時の写真と解体近づく末期の写真とが対照的です。そういえば、最長片道の旅で見た苫小牧駅南側に立地している団地(おそらく王子製紙の社宅)が明かりもまばらな中で静かに雪の中に沈んでおり、どことなく異国情緒を漂わせていたのを思い出しました。
『知るくしろ Vol.1 釧路町の海岸を訪ねて』 とらけるぶ組合さま
上の本では道央室蘭市や苫小牧市の団地の話をしてきましたが、打って変わって道東は釧路市…のお隣、釧路町の海岸を探訪している本。「釧路町」というと、釧路市の隣町、という程度の認識くらいしか持っていなかったのですが、自動車なき時代にその地で暮らしたアイヌの人々と脚と船で踏破していた和人探検者に思いを馳せつつ読破しました。著作中ではアチョロベツの海岸に穿たれた素掘り隧道に軽く触れられていますが、数年前にCBC製作『道との遭遇』で紹介されていた記憶が蘇ってきました。記憶が確かなら、「危険な水際を通る経路を避けるため、小中学生が自ら手掘りして隧道を掘った」という噂から、同地の手掘り隧道を探訪するという内容でした。本誌と合わせてご覧いただけるといいかもしれません。
『特定地方交通線 転換バスの旅1』 ホンナムユーティナイさま
北海道の話はこれでおしまい、でホンナムユーティナイさま『特定地方交通線 転換バスの旅 1』先日来北海道の鉄道をテーマにした鉄道シミュレーションゲーム「新・北海道4,000km」に友人(最終列車㌠氏)共々激ハマりしている筆者に好適な本と思い購入。一概に特定地方交通線といっても、北海道では長大路線が多いこともあって実際にはJR化後の廃止となった路線も少なくありません。本作で取り上げられている天北線がその一例で、同じく取り上げられている士幌線や胆振線が早々廃止されていることと対照的です。廃止から40年を前に、バスでの訪問難易度は年々上がっています。
もっとも、士幌線は廃止前に既に十勝三股へは列車でたどり着けなかったわけですが…。
『もじもじ01』多西川送信所さま
ところ変わって信州は長野電鉄長野線の駅に潜む『手書き文字』の本です。未だ未乗車の長野電鉄ですが、変わり種立ち食いそばを喫食するべく長電長野駅を訪れた際に、ゴシック4550がそこら中にいたような気がします。今なお根強い使用が続く同書体ですが、いよいよ公営事業者を中心に駅構内の再開発やデザインのリニューアルが始まっており、姿を消しつつあります。最後に残るは京都市交通局となるか、はたまた札幌市交通局でしょうか?本書の内容に話を戻すと、1970年代以降一気に開発が進んだ『古い』地下駅の様子が今もありありと残る地下線区間を中心に、極上の手書き文字空間が広がっていたとは…。この広告代理店、今広告を出稿すれば新たに『書き』起こしてくれるのでしょうか、気になりますね。
『お船に乗ろう 東海編①』 半日陰斜面さま
東海地方の航路図ならびに2航路の乗船記録をまとめた冊子です。中でも素晴らしい仕上がりなのは、東海地方の(たぶん)全航路がまとまった航路図です。言わずとしれた伊勢湾フェリーや西尾市営定期渡船、伊豆諸島航路だけでなく、極めて運行期間が限られる潮干狩り渡船などまで網羅しています。乗船レポート部分では、幼い頃に幾度となく訪れた名鉄海上観光船日間賀島・篠島航路の景色はとても懐かしい景色でした。文中でも紹介されていますが、同航路では高速船とフェリーとが運行されています。高速船は幾度となく乗ったのですが、フェリーには乗ったことがありません。数年前にフェリーに乗ろうと予定まで組んでいたのですが、当日寝坊して乗れなかった苦い思い出も思い起こされます(自業自得)。さて、ここまで6冊をご紹介してきました。これで今回の購入品の折り返しに差し掛かったです。書評記事的なものを企図して書き始めましたが、ネタバレにならないように書こうと試行錯誤しているうちに半分読書を通じた思い出話になってしまいましたが、いずれも大変読み応えのある本でしたので、機会があればぜひお手元にお求めの上ご一読ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次号も購入品の紹介が続きますが、お読みくださると幸いです。
つづき→https://railandstrolling.blogspot.com/2026/05/air-tabiticket2-review2.html


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