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侠客・佐倉杏子について

 前回の城北線乗車録記事の続きです。にもかかわらず、ポチフェス会場の様子は一切登場しません。その代わりに、『そこにいた』存在から始まる旅の話をします。   前回記事「『不便さを金で買う路線』・城北線という選択肢。」      →  https://railandstrolling.blogspot.com/2026/05/blog-post.html 今回の主題。もうネタバレ。 ぽちフェス終了後、 友人と市内の中古ショップ巡りを敢行しました。 大須のお店等々を巡り、満足して地下鉄上前津駅から地下鉄に乗ろうとしたところ…。 美樹さやか。青髪の少女。 たまたま改札内に設置されていたのが、「名古屋市交通局×魔法少女まどか☆マギカ with JR東海[推し旅]」による、美樹さやかの等身大パネルスタンド。外出先での等身大パネルはすべて必ず撮影するというマイルールを外出時に課しています(いつかここは詳述するとしましょう。)ので、今回も撮影します。 そこから調べてみると、 鶴舞線上前津駅(青)のほか桜通線久屋大通駅(赤)、上飯田線平安通駅(桃)、名城線大曽根駅(赤)、そして東山線今池駅(黄)の計5駅、概ね名城線を右回りに回るだけで達成できるということで、とりあえず全駅を巡ることにしました。 名古屋市交通局×魔法少女まどか☆マギカ with JR東海[推し旅] https://www.edith.co.jp/lp/nagoya.kotsu-madoka/index.html なお、美樹さやかについては、恋する元気系ヒロインとして知られています。その劇中における活躍は視聴していただいた方なら大いに頷いていただけることと思います。  というわけで続いて到着したのは、桜通線久屋大通駅。 当駅は桜通線の接続駅ということで、『赤』の魔法少女。つまり、今回の表題に示している佐倉杏子のパネルが設置されています。佐倉杏子は本作における筆者の推しキャラです。 佐倉杏子スタンプ デフォルメされている(かわいい)。  佐倉杏子は、作中では初登場時とその直後こそぶっきらぼうで無愛想な先輩キャラクターとして描かれていますが、話数を重ねるにつれて先輩として後輩たちに対して魔法少女としての職責を問いかけるとともに、秘めた情熱と信念が垣間見えてくる…という熱い展開が待っている好漢※です。 そうした先輩とし...
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『不便さを金で買う路線』・城北線という選択肢。

 久々の旅行記事です。今回は偉大なるローカル都市鉄道「城北線」に乗って『ぽちフェス』に参戦してきました。その往路と会場の記録のはずだったのですが、『ぽちフェス』の話は一切出てきません。 駅名標は親会社JR東海のものをアレンジした独自仕様だ  名古屋には、城北線、というローカル線がある。その名の通り、名古屋『城』の『北』を走る路線である。三大都市圏に挙げられつつも『巨大な田舎』の名をほしいままにしている名古屋市を抱く愛知県において、武豊線亡きあとの最後の非電化路線(※)として栄誉ある地位を占めている鉄道路線である。  ※ここに注をつけたのは、『ガイドウェイバス』なる奇っ怪きわまる交通が一応大曽根〜小幡緑地間を走っており、同路線が一応非電化で存在するとの指摘を避けるためである。  軽く情報をまとめておこう。城北線、正式には「JR東海交通事業城北線」は、JR東海道本線の枇杷島駅から同じくJRの中央本線の勝川駅とを結ぶ、全長10キロ足らずの鉄道路線である。途中の比良・小田井の両駅は名古屋市内に立地しており、沿線には大型商業施設が展開しているなど、大都市近郊路線としてのポテンシャルを存分に感じさせる路線である。にもかかわらず、列車は26本/日しかない。つまり、概ねラッシュ時間を除くと1時間に1本しか走っていないのである。 あまりに本数僅少な時刻表 土休日なので複数本ある時間の列車の大多数は運休である  しかし、城北線を偉大なるローカル線都市鉄道たらしめている点は走っている地域の問題だけではない。そのあまりに立派な設備と、流転の半生がもたらす空白が大きな部分を占めている。城北線の前身となる「国鉄瀬戸線」は1960年代、旧国鉄が名古屋駅を迂回する貨物のバイパス路線として建設を進めたものだった、しかし、折からの累積赤字増大の中で新線建設は凍結され、完成間近で工事はあえなく中止となった。 その後激動の民営化を迎える中で、JRによって旅客化が目指され子会社が運営するという形で現在に至るも、建設費償還のためのやたら高額な運賃と、他公共交通機関との連携が全く無視された駅の立地と、バリアフリーへの配慮が欠落した構造など、随所に間に合わせの色がにじみ出た旅客輸送が行われており、あらゆる点で不便さを享受することができる。  そんな城北線の魅力はどこからくるのか?というのは、至極真っ当な問いだと言...

AIR旅チケット2 購入品の記録その2

 さて、今回はAIR旅チケット2で買い求めた品についての記事の続編です。 (前回エントリ ▶  https://railandstrolling.blogspot.com/2026/05/air-tabiticket2-review1.html ) 意外と紹介記事を書くのは難しく、感じたことや思い出したことを何度も読み返し反芻する必要があるのです。言うなれば本の牛といったところですね。では、本題に入りましょう。  書影③ B5もしくはA4サイズ 『コンテンツツーリズム取組事例集7 豊橋編』 STRIKE HOLEさま  今やコンテンツツーリズムに取り組む街(一般的には「聖地」と呼ばれることも多いですが)は数え切れないほどあります。フィルムコミッションなどが法人化されるんど、精力的に誘致活動をしている地域も増えてきました。しかし政策的な視点に立って考えると、他地域の真似をするだけでは当然うまく行きません。そこに地域の味を加えること。それが真の腕の見せ所です。  もうシリーズ7作目になるという本著では、『負けヒロインが多すぎる!』の舞台となって大々的な取り組みが展開された豊橋を研究対象地域とし、聞き取りや訪問を行った記録となっています。東三河・豊橋のフィルムコミッションといえば、TBS系列で放映された日曜劇場『陸王』を始め、ドラマ作品を中心に活動されてきた印象。アニメーションに着目した取り組みは手探りだったことでしょう。その中で輝くキーマンの存在と、ステークホルダーに緻密に取材を重ねた本著は、現在進行系のダイナミックな動きに着目した第一線の研究成果と言えます。 『IMPREZA G4 走行距離11万km車と向き合った記録』 白隧電送さま  自動車を購入するという行為は、価格帯からして高額であり、多くの人間にとり究極的な耐久消費財を購入しようという試み(≒買い物)であります。しかし、究極的な自己満足の行為でもあり、その過程を言語化するというのは多くありません。それが書籍となればなおさらでしょう。ということで、はやかぜ氏がいかにしてスバリストになったかを示す同著は、貴重な心情変化を読者に追体験させてくれます。更に、部品交換を経て真に所有物として深化していく様子もポイント。自動車ブログ等ではあっさり交換されたりする部品も、決して安い買い物ではないのです。 ...

AIR旅チケット2 購入品の記録その1

 さて、今回はAIR旅チケット2で買い求めた品についての記事です。 開催から早くも2ヶ月弱が経過しており新鮮さを失っていることもあって、満を持してというほどのものではありませんが、お買い上げしたものを簡単にご覧にいれようと思います。 書影① いずれもA5サイズ 『あつまる。北海道・首都圏の公共集合住宅』 『まるいの。北海道の円形校舎 増補改訂版』 最果て十字街さま  集合住宅本と、円形校舎の探訪録です。私自身が円形校舎を見たのはどこだったかなぁ。定かには覚えていないのですが、どこかを旅行途中にたまたま通りがかって見かけたのをいたく感動したのを覚えています。数年前には去るアニメ映画で登場していたのも話題になっていたのも記憶に新しいところです。今回購入したこちらの本では、そんな円形校舎の現存するもの/しないものにスポットライトを当て、内外装や消息を写真で紹介いただいています。数年前に壮大なドーム屋根が崩落してしまった羽幌町立太陽小学校の在りし日の姿も。 集合住宅の本も、北海道と首都圏の全国各地の集合住宅を紹介いただいています。表紙の螺旋階段は室蘭市にあった東町汐見団地のもの。竣工時の写真と解体近づく末期の写真とが対照的です。そういえば、最長片道の旅で見た苫小牧駅南側に立地している団地(おそらく王子製紙の社宅)が明かりもまばらな中で静かに雪の中に沈んでおり、どことなく異国情緒を漂わせていたのを思い出しました。 『知るくしろ Vol.1 釧路町の海岸を訪ねて』 とらけるぶ組合さま  上の本では道央室蘭市や苫小牧市の団地の話をしてきましたが、打って変わって道東は釧路市…のお隣、釧路町の海岸を探訪している本。「釧路町」というと、釧路市の隣町、という程度の認識くらいしか持っていなかったのですが、自動車なき時代にその地で暮らしたアイヌの人々と脚と船で踏破していた和人探検者に思いを馳せつつ読破しました。 著作中ではアチョロベツの海岸に穿たれた素掘り隧道に軽く触れられていますが、数年前にCBC製作『道との遭遇』で紹介されていた記憶が蘇ってきました。記憶が確かなら、「危険な水際を通る経路を避けるため、小中学生が自ら手掘りして隧道を掘った」という噂から、同地の手掘り隧道を探訪するという内容でした。本誌と合わせてご覧いただけるといいかもしれません。 書影② 『同人誌クックブック』を除きA5サ...

近況報告 2026・春

 久々の更新で恐縮です。 完全に私事が忙しくブログ更新にまで手が回っていなかった…という反省の弁を述べた上で、まずはここ一月くらいの動きをお知らせする投稿です。 急ぎ足で書いた記事なので、あんまりまとまってはないですスミマセン! ◯旅行の話題  上述の理由のためあまり外出自体できていなかったのですが、少し落ち着いてきた4月はとりあえず2〜3つほど旅行に行っていました。 メモラーズサミット福井2  自分が寄稿したものを受け取りに、福井へ。  ついでに、数少ない現存『インターアーバン』に乗車しました。 ぽちフェス  「鉄道模型の祭典」はいくつかあれど、中古模型の祭典はぽちフェスを超えるものは他にないかも?そんな祭典に参加しました。 名古屋市交通局✕魔法少女まどか・マギカスタンプラリー  上記のぽちフェス参戦後に急遽参加した、まどマギのコラボスタンプラリー巡りの記録です。 いずれも写真はあるので、近々記事化できればいいな〜と思っております。 ◯模型の話題  近頃の筆者は結構電車おもちゃにご執心です。 江ノ電旧500形 502F(通常塗装) 江ノ電プラレールの中でも、こだわりポイント多数の逸品 江ノ電のプラレールを続々増備し、ぽちフェスにも出張ってジャンク電車を仕入れてきましたが、その辺りはMisskeyやBlueskyでも全然触れられていません。なので、その辺りの話もブログで一度してみたいなと思っていたので、これを期に記事に起こしてみようかと思います。 ◯同人活動の話題  3月前後に発表になったものとして、SSものを三本合同誌に寄稿しました。 締め切りが繁忙期と重なって怒涛の襲来となったため、調子に乗ってポンポン参加するものではないなと思いつつ、よい経験になりました。ぜひお手に取っていただけますと幸いです。 奈良でんこ合同誌「奈良四重奏 〜quartet〜 」 根雨つむぎ合同誌「やくもたつ、」(ネウクロ文化祭3 カタログに併載) 北陸でんこ合同誌「Hokuriku Trains!」(メモサミ福井2 カタログに併載)  今後もSS寄稿は続けていこうと思っていましたが、このところ合同誌参加者が少ないためか合同誌の企画そのものが続々となくなっており、当面寄稿できるものがない状態に…。アンソロものだと飛び込み参加も難しいですし、はたと困りました。 もし誰でも参加できる企画を見つけ...

「AIR旅チケット2 in セントレア」参加レポート

  本年は完全に同人誌関連の投稿をしていないことに気づきましたが、今回も同人誌即売会参加レポートです。  先日こちらのエントリ( https://railandstrolling.blogspot.com/2026/03/airtravelticket2info.html )にてお知らせしました通り、「AIR旅チケット2 in セントレア」にサークル参加してきました。 当方初めての同人誌即売会でしたが、友人の最終列車㌠氏と合同で出店してきた次第です。『最終列車㌠の同人誌制作を、地面に顔面をめり込ませるほど後押ししてくれたなごもち㌠氏…』とは彼の談ですが、めり込ませた責を取った形です。 AIR旅チケット2 in セントレアのカタログ 本来は入口部にあった看板をサムネにするはずだったが、周囲の映り込みが激しく断念   会場は中部国際空港にある『セントレアホール』。地元民ですが、こんなところがあるのを初めて知りました。一体どういう層が使うことを想定しての施設なのかも正直不明ですが、第1ターミナルから渡り廊下を渡ってすぐの所にあり、(分かりやすく言うと、出発ターミナルのスタバの横です。)中部国際空港にあるという点を除けば利便性は高いと言えます。普段渡道する際にスカイマークを使うことが多いので比較的慣れた道のりではありましたが、その先の渡り廊下からは各航空会社の多数のグランドスタッフとスタバの利用客しか目に入らず、同業者らしき人がほぼ見かけられなかったため、やや心細かったです。  揚々と会場へむかうなごもち氏。このとき無配はまだ完成していなかった。  ( https://misskey.io/notes/ajj8bry9tabw08z4 )  今回配置は203、入口から一番奥のドン突き壁サークルとなりました。壁サークルという言葉は聞いていますが、われわれは別に大人気サークルというわけではないので、単純に決まったものと思われます(詳細は不明)。共同出店の最終列車㌠氏がほぼ設営を済ませてくれていたため、自著を配置し、無配をその場で完成させて印刷したりとなかなか多忙。その上、どうもAぇ!のライブとかち合ったようで、印刷作業のために30分待ちするなど、事前の準備不足を感じる公開前でした。  今回は初めての同人誌即売会なのでなれない環境であったため...

【告知】「AIR旅チケット2inセントレア」に参加します

先月まるっと更新をサボ…もとい滞っていた理由の説明記事となります。  今回一か月ほど更新が空いておりましたのは、友人の誘いで旅行・地理系同人誌即売会『AIR旅チケット2 in セントレア』に参加するための新刊を起こすこととしたためです。 『旅チケット』は地理・旅行系の即売会としてコンスタントに開催されているものでは国内有数の規模のもので、通常ナンバリングのものと空港開催の『AIR旅チケット』を合わせて計12回開催されています。   AIR旅チケット2のおしながき  今回の『AIR旅チケット2 in セントレア』では、新刊1種、本ブログの冊子版『たびだより Karashina』の第1号を頒布いたします。 今回初刊行の『たびだより Karashina』では、特集記事に『心象電鉄探訪』を据え、心の鉄道風景を訪ねる旅について記しております。今号は初回ということもあり、自身が慣れ親しんだ『京福』(叡山電鉄)を取り上げておりますので、ぜひお手に取っていただけると嬉しいです。 なお、『心象電鉄探訪』については今後も冊子媒体でのみの掲載を予定しておりますので、ブログともどもご愛読いただけますと幸いです。 また、今後は本ブログの記事も加えながら不定期に『たびだよりKarashina』を発行しようと目論んでおりますので、頒布を見かけられた際はお買い求めくださいますと幸いです。 さて、最後にAIR旅チケット2当日のブースですが、ブース203『大日本開拓協会物資部』にてお待ちしております。 今回は旅行系noteブロガー 最終列車㌠ さんと合同で出店しており、最終列車㌠さんには自慢の新刊「#夜行列車全部乗る -夜を駆けた全乗車レポート- 」をお持ち頂いております。 AIR旅チケット2にご来場の際はぜひお立ち寄りください。 ※最終列車㌠さんのnoteはこちら(  https://note.com/yasai5700  )から 今回もお読みいただきありがとうございました。 当日お会いできることを楽しみにしております。