これまでに同人誌即売会関係の記事は色々投稿してきましたが、一般参加、サークル参加と来たら、次はスタッフ参加ではないでしょうか。というわけで、今回は同人誌即売会にスタッフとして参加してみた記録となります。
過日(令和8年6月28日)開催の同人誌即売会『おもしろ同人誌バザール in 大阪』にボランティアスタッフとして参加してきました。初めての即売会スタッフ参加でしたので、その時の記憶が新鮮なうちに記録を残そうと思います。良かった点と難しい点をそれぞれまとめておきますので、やったことがないという方は(ふ〜ん)と思っていただいて、ぜひ今後の参考としていただければと思います。それではいきましょう。
『おもしろ同人誌バザール in 大阪』ポスター
【担当したこと】
当日人員として基本的には来場者の入退場管理をお手伝いさせていただきました。
当日は単一のサークルを目指して巨大な待機列が生じている中でいかに効果的に誘導を図り、一般参加者の利便を確保するかというのは今考えてみても確固たる正解のイメージはつきません。当該サークルだけを見ていってしまうのは企画の趣旨に照らすと勿体ないことですが、一方で流入しすぎては今回のような特殊な会場はあっという間に埋まってしまうことが予想されます。この辺りの誘導については、自分からもアイデアを出させていただいたり自分の判断できる範囲内で行動したりしましたが、要所要所では判断を仰ぎながら進める形となりました。
報連相なんて言葉は耳タコかもしれませんが、この線引きこそがスタッフ参加時に求められる資質の一つであるといえるのではないでしょうか。
【良かった点】
何にも代えがたい達成感。これに尽きると思います。
今回のおもバザ大阪についてで言えば、おもしろ同人誌バザールは、情報系や評論系と呼ばれるようなジャンルにおいてはトップクラスの知名度を誇っています。主催者発表(?)の3万人…とまではいかなくとも、間違いなく千人以上の来場者さんにお越しいただいていたと思われますが、SNSを見る限り一部運営面の課題を抱えながらも一定程度の満足はしていただけたように思われます。
今回は西日本初回開催ということでしたが、サークルさんを周るなかで「次回もぜひ開催してほしい!」とか「神保町の方にも参加したくなった!」というようなお声をいただきました。私自身はこの企画立ち上げ段階には全く携わっていない立場ではありますが、このように多くの参加者に愛される企画に少しでも携われているのだなという実感はなかなか味わえるものではありません。
【難しい点】
難しい点は3つほど挙げようと思います。
まず、今回某サークルで頒布されていた本のような超人気な本は、まず手にできないと考えたほうがいいと思いました。本の入手優先度的には、一般参加者さん≧サークル参加者さん>スタッフ参加者となるというのが、おおよそ衆目の一致するところではないでしょうか。
(ただし、このあたりは頒布サークルさんとの距離感にもよると思います。)
また、案内や所作のひとつひとつの評価は、それが当日限りのボランティアであったとしても個人ではなく『運営』に帰せられます。一つの失敗が即売会全体のマイナスイメージにもつながりかねませんので、被害を被るのは自分だけじゃないという肝に銘じることが必要です。(もっとも、最近では某アイドルグループのライブで起こったように、スタッフ個人が特定されて炎上することもあるようです。)
最後に、当然かもしれませんが対外的には間違いなく『運営』の姿をしているので、様々なことを聞かれます。お手洗いや喫煙所の場所といった会場に関することはもちろん、ちょっとしたお困りごとにも応えていく必要があります。ある程度会場のつくりを把握しておいたり、どこに運営側スタッフがいるのかを思い描いたりしておくと、このあたりスムーズにいけるのではないかと思いました。
ぷらっとこだまって便利でいいよね…。
【結論】
とにもかくにも、参加してみるのが一番だと思いました。
一般参加やサークル参加とは異なる視点で同人誌の即売に関わってみると、普段自分が触れないような世界・ジャンルの書籍にも様々な形で触れられるばかりでなく、一般来場者の『感覚』も垣間見ることができます。どのような本を求めてやって来て、そしてどんなものを手に入れて帰っていくのか。自分が売る側に回ったり、自分が買う側に立つだけでは見えてこないものが色々と見えてきて、技術的にも精神的にも手を動かすきっかけとして大いに触発されるのも、スタッフ参加の利点と言えそうです。
今は地方開催の同人イベントも大小さまざま毎日のように開催されていますが、どのようなイベントであっても当日運営に携わるスタッフは慢性的に不足していると思われます。
「新刊はないけど即売会を味わいたい」…そんな簡単な理由でもいいと思うので、自分の興味を引かれる同人誌即売会にスタッフ参加してみてはいかがでしょうか。
以上、取り急ぎの参加レポートでした。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次回もお読みくださると幸いです。



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